当動画の編集と運営は、書肆吉成とコトニ社が共同で行っています。
詩人・吉増剛造さんとシンガーソングライター・マリリアさんのgozo’s DOMUSというチャンネルで、 2020年4月30日より毎週木曜日に映像詩「葉書Ciné」をアップしています。
マリリアさんの歌「EMA」(絵馬、a thousand steps and more)
In the cradle’s country
A white reed fence
Stepping gingerly between wake and nightmare
The feet walk on
In the cradle’s country
A white reed fence
Strain ears to hear
Clear sky
Getting off at a station
Walking toward the future
Strain ears to hear
Fisherman Kompira san is there any room in the sky to hang this Ema where can I find it
揺籃、
の
、地
に
葦垣
、白く
夢魔の境に
、歩がすすみ
、耳
を
澄まし、
、
空はハレ
、
(……)
郊外の
、駅で
降り
未来の
、ほう
へ
、耳
を
澄まし、
(……)
漁師さん、金比羅さん、この空(そら)に吊る絵馬は、どっかにないかしら、ー
詩集『熱風』から
葉書詩ー吉成秀夫氏へ。2020.7.23木曜日
“岡田隆彦とセロニアス・モンク”が、半音階で、あるいは、遥かな遥かな襲ね合せによって、まったく想像もしていませんでした、うーん“他界”の宇宙に入りました、…。そして自(おのず)から想い浮かびましたのが、(先師)飯島耕一さんの“澄んだ母音(ぼいん)”という深いヴィジョンでした、…。二十年たって、とうとう、わたくしも牛の(カウ)ベルを叩きはじめました、…。ゴゾhi
注
「母音の洞穴からなにかが聞こえてきていたー飯島耕一」『火ノ刺繡』(饗文社、2018)p572 飯島耕一『アメリカ』(思潮社、2004)に「バド・パウエルに捧げる二つの詩」がある。