函館山と三松正夫の昭和新山~消えた二つの山~【書肆吉成の古本紹介 第6回】
大きな山。誰の目にも明らかであるはずの大きな山ですが、意外にも北海道の歴史のなかで、二つの山が消されたことがあります。 どういうことかといいますと、いずれも戦争によって、表象の隠ぺい、秘匿、不可能という例外状況に置かれた …
港千尋「ウィルス、画像、書物」2020.8.28【書肆吉成インタビュー第1回】
2019年12月8日に武漢から発生したコロナウイルス感染症はまたたくまに世界に広がる「パンデミック」となり、世界中の都市がロックダウンする事態となりました。ブラジルの奥地や、2020年12月には南極大陸にまで発症者が現れ …
ドノゴトンカ(岩佐東一郎、城左門)【書肆吉成の買取古本紹介 第5回】
文芸雑誌「ドノゴトンカ」は1928年に岩佐東一郎、城左門、西山文雄、依田昌二らによって創刊され、北園克衛、岡崎清一郎、原研吉、冨士原清一が誌上を賑わしました。その前身には「東邦芸術」「奢灞都(サバト)」があり、後続として …
宇波彰先生は翻訳者としてベルクソン、ボードリヤール、ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ、ラカンなどフランス現代思想を数多く翻訳・紹介し、また思想家・哲学者として幅広く活躍されました。私吉成は約20年前に出会い、学恩を …
センダック『かいじゅうたちのいるところ』『いるいるおばけがすんでいる』【書肆吉成の古本買取紹介 第3回】
世界中で愛される絵本モーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』は、日本では最初『いるいるおばけがすんでいる』として出版されました。解説冊子「MOTER’S BOOK」が付録してあり、出版には三島由紀夫 …
松浦武四郎「蝦夷漫画」と秦檍丸「蝦夷島奇観」【書肆吉成の古本買取紹介 第2回】
北海道の名付け親として知られる松浦武四郎。 幕末に生きた武四郎の歩みを概観したうえで、佐々木利和先生の解説を手引きにして松浦武四郎「蝦夷漫画」と秦檍丸「蝦夷島奇観」を見比べてみます。 参考文献は以下です。 吉田武三『人物 …
ナチスから図書館を守った人たち【書肆吉成の古本買取紹介 第1回】
『ナチスから図書館を守った人たち』 デイヴィッド・E・フィッシュマン著 羽田詩津子訳 原書房 2019年 ナチスドイツ占領下のリトアニアで苦境にあったユダヤ人、ヘルマン・クルク、アブロム・スツケヴェル、シュ …
●WEB限定クーポン こちらのWEB限定クーポンをお持ちいただくと、店頭お買い上げ価格1割引&店頭買取お持ち込み査定額1割増! ☆ 有効期限は2021年2月10日(水)まで☆ このページを印刷するか、スマートフォン等での …
書肆吉成のホームページが新しく生まれ変わりました!新しいホームページも引き続き、たくさんご覧いただければ幸いです。
吉増剛造,マリリア【葉書Ciné】#34「私ではない、誰かがかざした仕草ごしに、大きな波の言葉を聴いている時が生まれました」2020.12.17(Quintafeira)
当動画の編集と運営は、書肆吉成とコトニ社が共同で行っています。 詩人・吉増剛造さんとシンガーソングライター・マリリアさんのgozo’s DOMUSというチャンネルで、 2020年4月30日より毎週木曜日に映像 …